2009年06月10日
医学部合格マップ
ブログを始めて、もうすぐ4年。本当に、全国多くの方から、ご相談を受けてきました。その中で、もっと医学部生の声が聞きたいというリクエストに応え、まとめたのがメールマガジン「不安解消講座」です。
そして、医学部生だったスタッフの方にご協力をしてもらい、「医学部メール相談室」を何回か、実施。その参加者の方から、昨年、今年で20人以上の「合格の知らせ」をいただくまでになっています。
多くのご相談を見ていると、共通した内容が大半を占めていることに気づきます。これは、スタッフも同じような感想を述べていました。
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例えば、国公立医学部を目指している方に、お聞きします。心当たりは、ありませんか?
センター国語の勉強法について。
数学の勉強法。
化学が苦手。物理が苦手。
英作文対策って、どうするの。
他の併願校(防衛医、自治医、慶應医など)対策はいつするの。
センター9割に届かない。
受験生で、夏の過ごし方、冬の過ごし方。
過去問を始めるタイミング。
大学によって、違いはあるのか。
予備校の活用法。医系予備校に行かないと合格できないの?
面接、小論文対策について。
志望校の絞り方。
合格者の模試の成績は、どのくらい?やっぱりA判ばっかり?
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このような感じで、続いていきます。地方に行くと、医学部は地元の国公立大の医学部しかなく、その地域で1学年100人前後の医学部生しか、存在しません。
他方、首都圏には、国公立大学はいくつかありますが、東京大学理科三類を筆頭に、東京医科歯科大学、千葉大、横浜市立大と、難しすぎて、ある特定の高校、予備校からしか合格者を輩出しなくなっており、直に先輩方に話を聞く機会など、ほとんどないのが現実です。
『ドラゴン桜』など、世の中、まだまだ東大合格者数に沸き立っていますが、国公立医学部は、東大理系と同等か、それ以上の難易度であることが多く、さらに熾烈な競争が繰り広げられていることは、ご存知の通り。
そういった事情で、ご相談を聞いていて思うのは、2点。合格者は、意外なほど、ある方向性を持って、合格しているということ。
そして、受験生や高校生の多くは、その勉強法が上記の方向性とは異なっているってことです。特に、判定はある程度、出ているのに、なかなか結果が出せない受験生の方がいますが、かなりの割合で、コースからずれてます。
あるいは、先輩に医学部合格者が出ていない高校の方も、成績は良い一方、やっぱりムダな面が目立ったりしているのが、気になります。
◇◇◇
ここまでをまとめると、こうです。
合格者は、ある一定の方向性に従い、合格している。
一方、高校生や受験生は、案外、この方向性を知らず、損している。
このギャップを埋められるよう、二次に国語が課せられている東大、京大、名大医学部生、合計10人以上にご協力をいただき、そのすべてを聞きました。
プラス、慶應医生が受験生のご相談に答える「医学部メール相談室」を加えて、1冊にまとめたのが、『医学部合格マップ』。
興味がありましたら、詳しい案内サイトをご覧になってみてください。これは、合格するための指針となり、あなたの合格の地図(マップ)を描くお手伝いをするはずです。
PCの方は、こちらをクリックすると、案内サイトへ飛びます。
携帯電話の方は、こちらをクリックしてください。ただし、パケット通信料には、くれぐれも気をつけましょう。