2006年06月
2006年06月30日
医師の超過勤務の行方
昨日、メルマガ申請について、一通のメールが。
メルマガといえば、春に本を買って申請し、承認が出ていたのですが、どうしていいのかわからず、廃刊にした過去があります。
まあ、承認はされるだろうなーとメールを読むと、
「承認保留」の文字が‥
えー、がんばったのにー
どうして?
などと頭をかけめぐる。
夜12時から2時までやった力作が‥
あきらめて、なにもする気力が‥
しかし、落ち着いて考え、再びチャレンジ!(立ち直りが、早い)笑
夜中の4時過ぎまで、やりましたよ。
来週に、また承認審査があるので、どうなることやら‥
◇◇◇
昨日6月29日(木)の朝日新聞朝刊(3面)に、気になる記事がありました。
医師不足や偏在の解消に向けて、厚生労働省が報告書をまとめた。それによると、病院などに勤務する医師の超過勤務を是正するには、最大でも約5万6千人の医師が必要になると推計。
04年度の調査によると、病院や診療所で働く医師の数は、約26万8千人。医師は毎年4千人ずつ増えているが、医療現場での医師不足は深刻化しており、同省研究班の05年調査でも勤務医の勤務時間は週平均63、3時間に達する。
すべての勤務医の勤務時間を仮に週48時間まで減らすためには、どれだけの医師数が必要かを推計。その結果が、上記約5万6千人だという。
(朝日新聞の記事より引用)
◇◇◇
みなさんにも各自考えていただきたいので、私の考えは書きません。ただ、先日ご紹介した医師であるうさこ先生もブログを見る限り、本当に忙しい様子。他にも、何人かの医師のブログを読んでいるのですが、当直や手術数、勤務時間などありありと伝わってきます。
これは、国民全体の健康に関する課題です。
全員に考えてほしいと思うのですが‥
2006年06月29日
現役生の勉強の悩み2
先日の高3生Aさんのカウンセリング内容です。
伸ばし伸ばしにしていたため、他の高3生から「いつ、続きを書きますか?」と言われてしまいました‥苦笑
◇◇◇
○前回までの復習○。
Aさんは、部活引退!
「さー、勉強すんぞー」と気分は高まるのですが、
「おいおい、どうすんのおれ?」
「なにするん?」←本当は、こんなキャラではありません!笑
と相談に来ましたので、早速Iさんとカウンセリング!
初対面でしたが、50分もの話をしたのでした。
中心テーマは、以下のものです。
1、夏休みにやること
2、どの科目を中心に、勉強すればいいのか
3、過去問はいつ解けばいいのか
4、数学の勉強法
◇◇◇
○カウンセリング内容○
1、高校の授業は、全範囲終わっているので、夏休み終わるまでに総復習する(計画的に)。その上で、9月以降の勉強につなげる。
2、バランスよく勉強。苦手科目をなくす。←これは、医学部受験においては、重要!
3、過去問をがりがり解く、必要はなし。基礎をしっかりしてから、12月以降に。
4、問題を解くプロセスを大事にする。できる問題とできない問題とのふり分けを重視。計算もちゃんと解く。何で間違ったのかを明らかにするため、ノートに解く。
以上です。いよいよ待ちに待った夏休み!
がんばりましょう!
2006年06月28日
医師のブログ紹介!再び!
昨年、一度ご紹介したのですが、再び書きますね!
「研修医うさこのどたばた奮闘記」というブログの紹介。
うさこ先生という医師により、日々の病院での生活が、肩をはらないで読むことのできる文章で、書かれています。このブログは、なんと来月7月7日に本になり、全国のファミリーマートで出版されることに!
毎日、数千人の方が読まれているブログですので、医学部を目指す受験生以外の方でも十分に楽しむことができると思います。
どうぞ、お楽しみください!
○ブログ○
研修医うさこのどたばた奮闘記
○出版される本○
きらきら研修医
◇◇◇
実は昨日、リンク集を設けました!
こちらは、順次相互リンクを募集し、増やしていきたいと思っています。また、私が読んでいるブログも書いている方にお伺いして、リンクをしていきますので、よろしくご確認ください。
あと昨日、メルマガ申請をしました。ブログの記事を再構成して、アップしていく予定です。承認がおりましたら、ブログでもご紹介しますので、よろしくお願いします!
◇◇◇
明日は、先日カウンセリングを受けた高3生Aさんの続きをしましょう。
質問の内容は、
1、夏休みにすること
2、どの科目を中心に勉強すればいいのか
3、過去問はいつ解けばいいのか
4、数学の勉強法etc.
です。
お楽しみに!
2006年06月27日
受験英語における夏休みの意義
英語科H先生から、
「受験英語における夏休みの意義」
という記事を送っていただいたので、ご紹介しましょう!
◇◇◇
「夏は受験の天王山」
もう聞き飽きた言葉のようですが、英語という科目の性質上、それは特によくあてはまります。
受験英語に必要なことは2段階あって、
1つ目は「英文を正確に読めること」、
2つ目は「問題を正確に解けること」です。
読めれば自動的に解けると思う人もいると思いますが、読めても解けないこともあります。
9月になるとそろそろ入試問題に実践的に取り組み、「読む」練習よりも「解く」練習の比率が増える頃となります。
また医学部なら、特に英作文にも取り組まなくてはいけません。これらを充実した形で取り組むには、まず「自分の力で正確に読める力」がないといけないのです。
夏休みまでにその力をつけておく必要があります。だから英語において夏は天王山なのです。夏を過ぎたらじっくりと「読む力」をつけてる時間はあまりありません。
受験生の皆さん、夏に目一杯英文を読んで「自力で読む力」を確実につけて下さい。
頑張りましょう!(^^)!
以上です。なぜ、夏休みにがんばらないといけないのか、わかったような気がしますね。。
H先生は、なんと今週日曜に1学期が終了し、翌日から1週間卒生合宿、また次の日から夏期講習というステキなスケジュールを予定しております!笑
頑張りましょう!(^^)!
2006年06月26日
ブログの歩き方
今日は、雨ですね‥
朝、元気を出して駅の階段を走ったら、えらい「はあはあっ」息の上がる自分に気づいてしまいました!笑
少し真剣に健康管理を考えようっと。。
◇◇◇
いつもブログのテーマについては、悩みます。
書くことがないというよりは、なににしようかと‥
毎日、150人前後の方がいらしていますので、少しでもお役に立てなくてはいけないとひしひしと感じているんです。。
っで今日は、ブログの歩き方!
私自身、多くの方のブログを毎日読ませていただいています。
◇◇◇
そこでのポイントをご紹介しましょう。
私は、ブログを書く時にはパソコンを使用します。なぜなら、携帯電話ですと、字数に制限があるからです。また、構成をうまくコントロールすることができません。
ただ、読む特には携帯オンリーです。まず、ブログのアドレスをURLダイレクト入力で入れます。そして、ブログが開けたら、すかさずお気に入りに登録。これでいつでも、携帯からブログを読むことができます。
電車を待っている間ですとかに、ブログを読み、コメントなども入れる。
◇◇◇
意外と生徒も携帯から読めることを知らなかったりするので、お知らせしました。ただ、注意点がひとつ!
携帯からブログを読むと、パケット通信となります。そのため、定額制ではない方には、あまりお勧めしないのですが‥
もちろん、携帯からでも簡単にコメントを残すこともできますよ。ブログのいい点のひとつは、お互いにコミュニケーションが取れることだと思います。
ぜひ、なにか思うことがございましたら、コメントに残してくださいね!笑
私ひとりで書いているのでは、完成しません。あなたあってのブログなのですから!
P.S.いま、ライブドアのブログは、WINやFOMAの方対象に見ることができるデザインが用意されています。私も定期的に変えていますので、そちらの方もお楽しみください!
2006年06月25日
日本のブラックジャックたち3
さて、この内容も第3弾!
おおきく紹介されている医師たちは、私もなにかの番組で知ったことがある先生が多いですね。
しかし、番組と記事とでは切り口が異なるので、知ることも多いです。昨日の南淵先生と天野先生のようなライバル関係も知りませんでした。。
っで今日、ご紹介するのは、ドイツ流について。
◇◇◇
6月23日朝日新聞夕刊では、心臓外科医の南和友医師が紹介されていました。
南医師は、日大に招かれた昨年夏までの30年間、ドイツにいた。
日本の心臓外科医の大半は「米国流」だが、一部「ドイツ流」も交じる。ドイツは、堅実でやや重厚な感じ。
手術の多いドイツでは「1年で日本の10年分経験できる」と聞き、1年間のつもりで76年、留学。患者を助けるには、技術、技術の習得には多くの手術が必要だとわかり、帰国しなかった。
そんな彼は、手術数2万件と、ずば抜けている。
南医師によると、ドイツでは約80病院が心臓手術をする。1病院平均で、年1500件。一方、日本は500以上の病院が手術を行うので、平均すると70〜80となってしまう。
心臓外科の専門医試験を受けるのに、欧米では数百件の手術が必要だが、日本は50件程度‥。病院も医師も手術数不足で、レベルを保てない。
上記について詳しくは、朝日新聞夕刊の1面にありますので、興味のある方はどうぞお楽しみください(6月23日金曜日夕刊に掲載されています)。
◇◇◇
南医師を、テレビの番組で見たことがあります。彼は、「手術には体力が必要」と患者さんのためにジムで体を鍛えていました‥
2006年06月24日
日本のブラックジャックたち2
一昨日のブログ記事
「ブラックジャックたち」は、みなさん興味深いのでしょうか?
1日の来訪者が、170人を越えていました!
しかし、受験生はなかなか自分の家で新聞を取っていないと、読むのが難しいのが現状でしょう。
私の生徒も卒生など、授業か自習室かでずっと勉強。たまに自習室を覗いても、勉強しています。。
私とも、
私「おっす」
生徒「こんにちはー」
生徒「さよならー」
私「おつかれさん」
で、会話終わり‥
卒業生に必ず言われる、「あの頃、勉強きつかったです」の意味がわかりかけてきたような。。
◇◇◇
いまも図書館で今週の記事を読んできたのですが、ストーリー性も含み、読まないのがもったいないですね。
例えば、木曜の第4回を見てみると、心臓外科で有名な南淵明宏医師が紹介されていた。
彼には、天野篤医師という出身大学は異なるのだが、同じ83年卒業のライバルがいるという話だった。
大学を卒業後、心臓外科医を目指した2人は国立循環器センターへの入所を希望したが、南淵先生は研修医になったが、天野先生は落ちた。
悔しさをバネに天野先生は、千葉県の亀田総合病院で黙々と手術をこなした。88年、手術の多さで知られていた亀田総合病院を、南淵先生が見学へ。そこで、天野先生が出迎える。
南淵先生は、天野先生の技術に追いつこうとオーストラリアへ修行に出る。向こうで、須磨久善医師の論文を読み、感激して手紙を書く。
その須磨先生からの誘いを受け、帰国。当時、須磨先生が部長をしていた千葉県松戸市の新東京病院に行くと、天野先生がいてびっくりする。
須磨先生が、天野先生に目をつけ、採用していたのだ。
3人とも、今では別々の職場にいるのですが、切磋琢磨している様子が想像できます‥
詳しくは、朝日新聞の夕刊1面にありますので、興味のある方はどうぞお楽しみください(上記の記事は、6月22日木曜日夕刊に掲載されています)。